Python 3.7 ドキュメント翻訳プロジェクト始動!!

Python 3.7 が 2018/06/27 にリリースされ, それを受けて 3.7 の翻訳プロジェクトも 2018/06/30 に開始しました.

1つ前の Python 3.6 の翻訳プロジェクトが開始したのが 2017/02/17 だったので, 約1年3ヶ月ぶりの新プロジェクトということになります. (当時の記事: Python 3.6 ドキュメント翻訳プロジェクト始動!!)

PEP 545 – Python Documentation Translations が出てから初めての新規プロジェクトということで作業手順の刷新に手間取りましたが, 無事に安定した手順が作れ, 問題無くプロジェクトを開始できています.

新バージョンとは言え, ドキュメントの大部分は Python 3.6 のときと大きく変わってはいないので, 開始時点で日本語への翻訳率は 80% を越えています! ドキュメントを参照される方にとって, 最低限の役に立つ状態になっていると思います.

まずは Python 3.7 の新機能についてのところを訳していて, 現時点で翻訳率は 25% を越えています. このペースなら今月中にはあらかた訳せるものと思います. まぁ, どうなるか分からないけど.

翻訳への指摘について

最近, 嬉しいことに翻訳についての指摘をもらえることがあります. たいていは issue で指摘をもらうのですが pull request の場合も増えてきました. プログラマが読むドキュメントなので, それが自然なのでしょう.

せっかくの有難い指摘なのですが, これまでの経緯もあって, issue は python-doc-ja レポジトリに出して欲しいです.

python-docs-ja レポジトリは現状では単なる .po ファイル置き場で, Transifex からダウンロードしてきた翻訳ファイルを保存するためだけのものとしています. Transifex へのアップロードは行っていません. こちらに pull request をもらうこともありますが, それをマージしても次回のダウンロードで上書きされてしまいます. 今までもらった PR は手動で Transifex に反映しています.

issue & pull request からのマージ, Transifex への反映という流れを作ろうという構想はあるので, 気長に待っていてください.

結び

今後も気付いた問題の指摘や翻訳の提案, さらには翻訳者としてプロジェクトに参加をしてもらえるととても助かります.

そこまで直接的な貢献は無くとも, このドキュメントを利用して, いいツールやプログラムを実装していってもらえたら嬉しいです.

しばらくはこの活動をほそぼそと続けていくつもりなので, どうぞよろしく.